演劇とのコラボ

文化協会の40周年記念公演練習が始まりました。テーマは「踊る!披露宴」

ステージのオケピットでの演奏は初めてです。舞台で進行する演劇に合わせて、カルメンや椿姫の抜粋を演奏していく。自分たちは指揮者の指示通り、楽譜通りに演奏するだけですが、出や進行に合わせてのカットなど、指揮者は大変そう。

演劇中心だけど、文化協会の各部会(女性合唱や子どもたちの合唱、体操やフラメンコなども)のメンバーも参加するし、軽音楽によるセッションもある。大勢のメンバにとっては、演出者の指示通り動くだけでも大変。
(ちなみに作・演出の中野菜保子さんは劇団上海自転車を主催する若手。うちの卒業生だったりして。おまけに非常勤講師もお願いしていたり・・・。)

と面白がって見ていたら、なんと吹奏楽のメンバーも演劇に参加するのだとか。入退場も劇の進行に合わせて客席の扉からだし、劇中には役者さんと一緒になって、頭を伏せたり驚いてみたり。

新鮮は新鮮だけど、2時間半の練習中、音を出せたのは20分足らず。音合わせも何もできないから、ピッチもばらばらだし、ほぼ初見のクラアンサンブルのエンターティナーなんて、ぼろぼろ。

自宅であらためて音をさらってはみたけれど、和室では音の響きがない。メトロノームに合わせて正確に吹くのは当然の練習とはいえ、アンサンブルの合奏の楽しさはありません。

とはいえ、次の練習日までには、定期演奏会の難曲をさらっておかなければ。3rdか2ndを担当するらしいけれど、かなりパートの役割やメロディが異なる。3rdは低音中心にユーホやテナーサックスと合わせることが多いけれど、2ndは1stとハモったかたと思えば、オブリガードも多くて大変そう。どのパートでも練習は必要です。