バネが折れた

自宅で練習していたら、いきなりキーがかくんとなった。なんと、左小指のキーの一つが、バネが折れてホールがあいたまま。これでは音が出ない。
キーのバネは、針バネというタイプで、ほぼ根元からポッキリと折れている。こんなこと初めて。

さすがにどうしようもないので、すぐさま、修理に出すことに。
以前からネットでみていた名古屋市内のクラリネット専門店、クラリネットハーモニー
簡単にメールでやりとりした後、早速行ってみました。幸い、自宅からは車で30分あまり。閑静な住宅街のど真ん中で、ナビがなければたどり着けませんでした。

自宅の1階を店舗に、3階を教室にして、本当にほぼクラリネット専門でやっているらしい。本業は結婚式場などのピアノレンタル販売だとかで、クラリネットは全くの趣味なんだとか。狭い店内は、クランポンなどの楽器本体のほか、あきれるほどのリード、バレルの山。その一角で若い女性のリペアの方が、黙々と作業をしていました。

修理が立て込んでいて一週間ほどのあずかりになりましたが、上巻の傷はやはり割れのよう。内部にまでヒビがあるので、修理は難しいとか。ハア悲しい。
一家言(一癖?)ありそうな社長さんによれば、趣味で始めたお店だからやってられるとのことだけど、いくら中高生のためとはいえ、オーバーホールで8500円は格安です。
今年に入って、3回ほどオーバーホールや調整に出したけれど、3万4万は当然という感じだったのに。

まずは来週の仕上がりが楽しみです、
直前に迫った40周年記念公演は、YAMAHAの楽器に頑張ってもらうしかありませんね。