楽器店探訪-東京編-

1ヶ月ぶりのブログ更新です。管理するサイトが多いのは考え物です。

東京での仕事が早めに終わったので、博物館と迷った末、先月たどり着けなかったYAMAHAの銀座店に再挑戦。地理不案内ながら、九段下から徒歩と地下鉄を乗り継いで、なんとか銀座へ。いやあ、東京の地下鉄は迷路です。36度を超える酷暑のため、地下道を歩けるのはいいものの、地上以上に方向感覚がわからなくて、ずいぶん遠回りをしたかもしれない。ま、ともかく、銀座7丁目?あたりのお店に到着。

ここは高校生のころに一度だけ、姉につれてきてもらったことがあるだけで、ほとんど記憶がない。ただやたら楽譜がたくさんあったことだけは覚えている。
思ったより小さなお店で、店舗は5階まで。その上はクラシックコンサートなどでも使われるYAMAHAホールやレッスン室らしい。

1階に入るなり、子供向けの管楽器試奏イベントの真っ最中。そうか、夏休みだった。小学生とその親御さんと思しき人たちが、トランペットやホルンを思い切り吹き鳴らしている。なんと、その中に、オーボエやファゴットも。あんなに高価で、かつ、リード楽器を・・・。ファゴットを吹いてみたい!という長年の夢をかなえられるかとも考えたけれど、子ども向けのイベントに割り込むにはちょっと勇気がなかった。ああ、残念。

4階の管楽器フロアでは、さすがの品揃え。ファゴットはなんと190万!あまりの金額によく覚えていないけれど、高価なのは確か。どうにも手が出ませんね。完成リードも一本3,000円ほど。楽器は高いです。

クラリネットは、クランポンのものもあるけれど、そこはYAMAHAがメイン。ほぼすべてのモデルが展示されていました。旧モデルが大幅値下げされていたけれど、こちらも眺めるだけ。楽器以外にもケースなどもたくさん現物がありました。ケースカバーが1万円!ってどういうこと?
試奏室では、マウスピースや楽器の選定にひっきりなしの様子でした。YAMAHAの最高級モデルを2本試奏している男性がいたり、マウスを試している学生らしき女性も。プロなのかアマなのかわかりませんが、皆さんお金がありますね。
そういえばリガチャも名古屋で見るより倍以上ありました。ああ、楽器を持ってくればよかった。リガチャくらいなら買えるのに。(リガチャやマウスピースは消耗品といいながら、なかなか買い換えるチャンスは少ない)

リアルな店舗では、ネットで見ているだけではわからない重さや質感も確かめられるのはいいです。やっぱり音楽人口の多さは代えがたい。度々はいけないけれど、時間のあるときにふらっと立ち寄るのは、本当に楽しいです。