身内での発表会

日曜日の午後、学内で開かれた吹奏楽団の演奏会に行ってきました。
隣の大学の吹奏楽団との合同演奏会でしたが、これが、立派。
土日出勤になった会社も多いことから、聴衆はOBなど70名ほど。演奏者は2団体あわせて80人を超えていたし,場所も学生ホールで音響も何もないところ。小学校の体育館を小さくしたようなもので、客席はなく、天井吹き抜け。

感心したのは、幕間の入れ替えや舞台の出入りまで細部に気を使った運営です。短い演奏会だけど、プログラムもきちんと作ってありました。それぞれの団体やプログラム曲の紹介もきちんとあるなど、ちゃんとしたものです。

11月の定期演奏会のリハーサルという位置づけかもしれないけれど、学内での演奏会に招待状まで出して準備するのは立派です。もう少し聴衆が多いといいのだけど、これは平日にしないと無理かな。
吹奏楽は楽器の運搬などで演奏会の運営は本当に大変です。

自分の学生時代には、混声合唱団でサマーコンサートと称して、学内一の大教室で演奏会を開いていました。授業のない水曜日の午後が定番だったけれど、事前に大きな立て看板を立てたり、チラシを配ったり。それでも300人ははいる大教室で、聴衆はいつも50人くらい。演奏者側は60人はいたのに。

日曜日の演奏会では、お客さんの帰るときには、団長さん自ら出口で見送りされるなど、本当にしっかりしていました。
こんな演奏会は目立たないけれど、大事にしていきたいですね。なにしろ、これが勉強であり、練習なのですから。大勢の聴衆だからではなく、たとえ一人でも聞いてくださる人がいることは幸せです。

がんばれ!学生たち。