久しぶりにまったく予定のない週末。少しだけ暑さも和らいだようで、庭の草取りなどをして過ごしました。そこへ、アルトクラの楽譜をベークラに移調してほしいという依頼のメール。ほいほいと引き受けた。
で、いざ、受け取って眺めてみると、アルトクラはE♭管だから、実音は記譜より長6度低い。一方ベークラは、B♭管だから、実音より長2度高く記譜されている。ということは、アルトの楽譜をベークラにするには、完全5度下げればいいはず。と、考えているうちにこんがらがってきてしまった。やっぱり暑さのせいかも。
実際に移調してみると、ベークラでは出せない低音があったりして、これをオクターブ上げる調整も必要となる。本来なら、他のパートの音ともあわせなければならないのだけど、預かった楽譜はアルトだけ。しかたがないので、そのままその小節だけオクターブ上げておいた。変かな。全部をオクターブ上げておくほうがよかったかも。
普段はB♭調しか考えないし、合奏のおおくもB♭調が多い。たまにDdurなんかがでてくると、B♭管ではEdurになるから♯が4つも出てきて、指がチョウチョ結びになりそうになるけれど、全体を5度下げたりなんてのは、めったにないこと。
ともかく60小節ほどの短い曲だったこともあって、移調作業自体は、1時間足らずで終了。夕食前後の頭の体操になりました。