吹奏楽の本シリーズ(いつの間に)第2弾!
『碧空(あおぞら)のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート』 福田和代 著を読みました。
なんと、航空自衛隊の取材を通して、書き下ろした小説です。航空自衛隊の公式Webページにも紹介されています。そこにも紹介されているとおり、音大を卒業後、なぜか音楽隊に就職した主人公のサックス吹きが、ドジを繰返しながら、楽譜盗難事件や戦場カメラマンの取材とからんだ恋愛騒動の中で、日々活躍する様子を描いています。音楽ネタもふんだんですが、自衛隊ネタのあるあるのほうが面白いかも。
作者は、自衛隊のミサイル部隊などの取材と小説書き下ろしなどをしていて、音楽隊も、っとなったらしい。事実とは異なるフィクションらしいですが、ミサイルの次が音楽というつながりも、おもしろい。どちらにしても単なるフィクションではないというふうに読めるのがいい。
新刊ですが、市の図書館にもあります。