定期演奏会

定期演奏会を開催しました。

おりしも東北の大きな地震災害の直後。本当のレクイエムになりました。

前日午後のセッティングとリハーサル、当日午前中からの最後のリハーサルと、演奏会への準備がすすむにつれ、意識もたかまってきます。本番のステージでの演奏は、やはり響きも違うし、音の厚みが心地よい。いつもはなぜか右側の音が聞こえづらいのだけど、ステージではよく聞こえます。反面自分の音が吸い込まれていくようで聞こえづらく、ピッチをそろえるのに苦労しました。

本番直前には、なぜかチューニングのAやBの音が出しづらいという大問題が発生。どうやら下管のタンポが硬くなって息漏れしているよう。
この肝心な時に!と思いつつ、そのまま本番に突入してしまうアクシデント。案の定、ppのBが一呼吸遅れる!?というとんでもないことに。曲間のアナウンスもないため、スワブを通すのやっとでどうにもならなかった。15分間の休憩に入って、リードを変え、キーをあちこちつついているうちに、楽器も温まったためか、なんとか音が出るようになった。なんともデリケートな楽器というか、まだ扱いに慣れない楽器だなあ。

なにはともかく、演奏会は終了しました。始まるまでの練習や準備は長いけれど、開演のブザーが鳴ってしまえば、あっという間。
あれほど練習したフレーズも、さんざん指摘されたハーモニーも、もう一瞬。この一期一会がいいのでしょう。
ベルリオーズで素晴らしいソロを吹いてくれたトロンボーン奏者は、転勤のためこれが最後の演奏会。これも市民楽団ならではの一期一会です。

一方、客席の方はちょっぴり寂しかったです。実数で450人くらいだったらしい。バリバリのクラシックだし、吹奏楽オリジナル曲ばかりの選曲は、その成立過程からも葬送の音楽が多く、やっぱり一般受けはしなかったのかもしれません。演奏する側とすれば、ハーモニーの進行など音楽的におもしろいところは多いのだけど、難しいとかいう以前に知らない曲ばかりではしかたがない。
せっかく来ていただいたゼミ生や職場の同僚の方にご挨拶できなかったのは申し訳なかったです。ステージを降りて、楽器を片づけて・・・としているうちに、帰られてしまったよう。今にきれいな花束などをいただきました。また後ほどご挨拶に伺うことにします。

<演奏曲>
第1部
* メンデルスゾーン 吹奏楽のための序曲
* メンデルスゾーン 葬送行進曲
* ワーグナー 葬送の音楽
* ワーグナー 忠誠行進曲
第2部
* ベルリオーズ  葬送と勝利の交響曲
アンコール
* ワーグナー エルザの大聖堂への行列
* プッチーニ 電気ショック


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