御茶ノ水駅前に広がる楽器街を訪ねてみました。
明治大学のマンドリンクラブの影響とか、諸説あるようですが、JRの駅すぐからいくつもの楽器店が軒を並べている。多くはギター関連だけど、管楽器もあるし、バイオリンの専門店も2軒ほどあった。さすが。
面白いのは、どのお店も本当に狭い。地下や2・3階の店舗もあるけれど、階段も窮屈だし急なはしご段のよう。ここに文字通り所狭しと楽器が並んでいる。ギターのお店では、服のお店とおなじように、店頭に楽器が並んでぶら下がっている。さすがに管楽器は路面では少なくて、多くは2・3階のショーケースの中。あるお店ではクラリネット160本、フルート120本!とか。本当かどうかはともかく、ほかの楽器店ではありえないくらい密集して展示されているのは確か。新品だけではなく、中古品もかなりの数が展示されていました。
たまたま女子高校生と母親らしい人が、熱心に店員さんに楽器を見せてもらっていた。どうやらクランポンのRCエスクラ。中古で35万という値段に躊躇している様子。店員さんも、「楽器は出会いだけど、大学に入ってからやっぱりB管という人もいますからねえ」と。そりゃねえ、エスクラ専門でやる人は少ないし、それにポンと出せる金額でもない。
それにしても、月曜日の夕方だというのに、どのお店も結構なお客さん。勤め帰りと思われる男性客がギターを弾いていたり、管楽器の修理にきたり。さすが東京というか、専門店街です。人もものも集まるということは、大きなエネルギーです。
ところで某オークションサイトで、ルブランのエスクラが100円で出ていました。トーンホールに欠け割れがあるジャンク品だったけれど、木製らしいし、6000円前後で売れたらしい。買ってみればよかったかなあ。修理にどのくらいかかるのでしょうね。
某オークションで、クランポンのRCエスクラが出ていました。10万円からのスタートだけど、あっという間に17万を超えました。
いいのは分かるけれど、ネットで、オークションでポンと出せる金額ではないような。