楽団の練習に復帰して2週目。もらった楽譜は、あの「ラプソディ・イン・ブルー」。冒頭のクラリネットソロはともかくも、楽譜には#や♭がいっぱい。これって何調だっけ。臨時記号も山ほどある!
苦し紛れに#を手書きしてみたら、ほぼ全部の音符が#だった!
譜読みに四苦八苦していたら、今度は楽譜の書き換え指示が全部で19か所も指示されました。どうやらピアノ独奏を加えるため、吹奏楽版で入っていたピアノ部分をカットし、逆にオーケストラ版の編曲を取り入れるということらしい。オケスコアではA管の楽譜だったりもして、ちょっとビビりましたが、大半はカットばかり。中間部は、ほぼ全面的にカット(というよりこれがピアノ独奏部分。ピアニストには難曲だろうなあ)。
で、カット部分は直接書き込むとしても、書き換え部分を楽譜にどのように載せるか。。。
カット部分が多いので、演奏部分だけで書いてみたら、休みが多くて入りの部分が分かりにくい。結局元の楽譜に書き換え部分だけを書いて、切って、貼って・・・のアナログ手法で7か所を作ってみた。(Scherzandoのスペルが間違っているのはご愛嬌)
これだけの楽譜を作るに、今回は定番の淨書ソフトであるFinaleの廉価版PrintMusicを使ってみた。スキャン機能も試してみたけれど、これがどうもなじめない。
設定も慣れもあるだろうけれど、スキャン楽譜の間違いが多く修正ばかり。いざ新規に書きこもうとしても、マウス操作だけでは音符を思うようにおけない。一旦置いた音符の音程や音価を変更したり、連桁や連符の指定もよくわからない。マニュアルを見ると、どうやらMidiキーボードで入力するか、PCのキーに割りつけられたコマンドキーで入力するらしい。
確かに作曲家や編曲家のように、音符が頭の中にあるなら、連続入力できるのだろうけれど、素人の浄書オペレータは、一音一音入れるしかない。
というわけで、結局今回も、KAWAIのスコアメーカーで作りました。やっぱり使いなれた国内製ソフトが一番かも。マニュアルを見ないで、感覚だけで操作できるのは完成度の高さですね。