3月に松江に行ってきました。もう6か月も立っていますが、写真の整理を兼ねて、旅行記です。
3月19日(土)
岡山まわりの伯備線の特急やくもで松江へ。乗車予定の便が事故で2時間も遅れるハプニングはあったものの、なんとか松江着。すでに夕方であったけれど、大橋川にかかる松江大橋や、宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島を眺望しました。松江駅近くにあったパブバーの看板も、受験で宿泊したホテル一畑も、みんなそのまま。
一日目は、4年間お世話になった下宿の大家さんご夫婦と夕食をご一緒させていただき、懐かしい会話に楽しい時間を過ごしました。
3月20日(日)
うす曇りの中、松江城へ。本丸から天守閣は、数百年の風雨に耐え、堂々たるもの。早朝だったので天守閣には登れませんでしたが、ゆっくり散策できました。大名屋敷や小泉八雲旧居、さらには塩見縄手の市バス急カーブ、一畑電鉄(ばた電)のレトロ電車まで、30年前と変わらず時がとまったような。もちろん、町並みはずっときれいになっていましたが。
朝食の後、松江城近くに新しくできたばかりの、松江歴史館へ。本当にできたばかりのようで、ヒノキの香りがするような新築ピカピカ。展示内容は、松江城の歴史など一般的なもの。茶室があったり、甲冑姿の武者があるいていたりと、工夫がありました(PDF)。
お昼前に、学生時代の恩師と何年振りかでお会いし、堀川地ビール館でお昼をご一緒しました。そのまま降り出した小雨に誘われるように、堀川めぐりの遊覧船に乗りました。これが楽しかった。松江城のお濠を一周するうちに、松江の街中を川の中から観光できます。小雨も、松江によく似合う。学生時代には見なれた街並みも、本当に風情ある古都であることが実感できました。
ちょっと怪しげなお店も多くなっているようだけど、東本町界隈の飲み屋街ものそのまま。そのまん中にホテルがあったので、1年生の時に3カ月だけ暮した農家さんの離れを探してみたけれど、さすがに見つけられなかった。当時の大家さんが存命ならば、130歳近く。そんなわけはないか・・。
駅近くの大通りも、見違えるようにきれいに広くなっている。でもちょっと裏通りは、本当に昔のままです。
出雲そばを楽しみに、10年くらいたったら、また、のんびりと訪れてみたい街です。