Windows10マシンを11にアップグレードした記録(まだ途中)です。
ターゲット:自作(ASRock Z370Pro4 Corei7-8700 24GBメモリ)
お決まりの「互換性チェック」プログラムを実行してみると、あえなく「できません」の表示。3年前の自作PCとはいえ、Windows7時代(もっと前かも)からパーツを入れ替えながら動かしているので、いろいろ足りないものが多い。
1.ディスクのパーティション形式
ダブルブートでWin7やWin10も動かしていたので、SSDのパーティションもMBR。これをGPTに変換する。これを機会に、古いOSのパーティションは削除しました。
- MBR・・・ 古くから使われてきた形式で、2TBまでという容量制限がある。パーティションは4個までしか作れない。
- GPT・・・ Windows Vista 以降で対応した新しい形式で、容量制限はない(厳密には8.5ZBまで)。パーティションは128個まで作れる。
2.ファームウェア
こちらも当然のようにレガシーBIOSだったので、UEFIに変更。これはマザーボードのBIOS設定から、「セキュアブート有効」に設定する。UEFIはGPTと組みあわせて、より高度な設定ができるらしい。なにより起動やスリープからの再開がうんと速くなりました。
3.TPM2.0チップ
上記に合わせて、UFEI上でセキュリティチップTPMの装着と有効化も必要。チップはマザーボードに合わせて、ASRockコネクタ用の18ピンLPCをAmazonで購入(1365円。中国からの配送で約1か月かかった)
ここまできてようやく、PC正常化チェックがOKとなって、翌日には、Windowsの更新画面に準備完了の文字が出た。自作だから当然だけど、面倒な手順です。で、ようやく実際のアップデートが始まる(まだ長い)。