縁あって、再びノートPCのアップグレードをお手伝いすることになりました。
このEPSON Endeavor NJ3300、6年前にCPUを換装したもの。未だ現役です。
今回のご依頼は、Windows7から10へのアップグレードと、それに伴う視線入力装置のドライバインストール。
いろいろ試行錯誤のうえ、Windows10への移行には、MediaCreationToolを使うことで実現できました。このツールは、Windows7などのライセンスがあれば、アップグレードできるようです。PCは32bit版でしたが、64bit版にも移行できるようでした。一応ダブルブートにしてみたけれど、使われないだろうなあ。おまけに64ビットへ移行は新規インストールになるので、アプリやデータは移行できませんでした。
それで肝心のTobi社の視線入力装置EyeTrackerは、何度試行してもインストール途中で失敗してしまう。レジストリの残骸を削除したり、いろいろ手を尽くしたもののどうにもならず…。あきらめかけて、6年前のUSBメモリに残っていた初期バージョンのドライバを入れたら、あっさり動いた。
理由はよくわかりません。Windows7からのアップグレードなので、不具合もそのまま引き継いでしまったのかも。
とにかく動いたので、急いで依頼主へお返ししました。活躍してくれるといいな。
整備内容
- 対象PC EPSON Endeavor NJ3300
- Core i5 2.67GHz メモリ4GBに換装済み
- HDD(160GB)をSSD(120GB)に入れ替え
- USB3.0 アダプタを入れ替え
- Windows7 Home32bit からWindows10 Home32bitへアップグレード
HDDは不良セクタがあったし、何より動作が遅い。SSDに乗せ換えたらストレスフリー。メモリも増設したかったけれど、32ビット版では4GBが限界だから、今回は見送りました。