ちょっと面白いものを見つけました。
理想科学がだしている、リソグラフRZ670 という印刷機。
学校などで使われる大量印刷用のモノクロ印刷機です。昔懐かしいガリ版の超近代的な奴。
これの最新機種が、勤務先に導入されました。いままでどおり、印刷物をコピー機の要領でスキャンして製版し、印刷していました。毎日のことなので、かなり大量にあっても、別に問題なく・・。
で、ふと見ると、この印刷機の横にUSBフラッシュメモリをさしこめるようなポートがあるのです。
これを調べてみると、なんとパソコンのプリンタとして登録してUSBメモリにデータを書きだしておくと、ここから印刷できるらしい。これはおもしろい!!
で早速やってみました。
RISOのWebサイト(http://www.riso.co.jp/)から、機種と使用するPCのOSを指定してプリンタドライバをダウンロードし、PCにインストール。
使用したドライバ:RISO Printer Driver for RZ6/RX6 Series Ver.1.07(WindowsVistaTM)
最初に起動したときに、USBメモリをセットしておくと、どうやら、隠しフォルダを作るようです。
この隠しフォルダは、USBメモリだけではなくて、Windowsの起動ドライブにもありました。通常は見えないので気にしなくてもいいらしい。(隠しフォルダは、本当にできているのかどうか不安です)
ワープロなどで作成したファイルを、印刷するときに、プリンタ一覧からRISO RZ/RX 6 Series(USBメモリ) を選択して、印刷プロパティを設定します。
A4サイズのワープロ文書を、B4サイズに2ページ連写(2アップというらしい)などもできるし、印刷枚数などもここで指定できる。
ついでに、出力方法を、USBメモリへ出力(自動製版)にしておくと、いい。
このメモリを、リソグラフの本体に差し込むと、なんと、すぐさま製版と印刷が始まる。これは便利。
印刷された仕上がりも、通常の紙をスキャンした場合に比べて、かなりきれい。かすれやスキャン時の傾きもないし、とにかく速い。
問題は、この新型印刷機が一台しかなくて、結構稼働率が高いこと。旧機種があいていても、ここでしか印刷できない。
もう一つ、USBメモリに入れたものが、正しくできているのか、印刷してみないとわからないこと。大量に印刷が始まって気がついてももう遅い。印刷できなくても、理由が分からず、もう一度PCのところに戻ってやり直さなければならない。
でも、おもしろい。結構使えそうです。