クラリネットのマウスピースを買いました。
定番のバンドレン 5RVライア 10,720円
今まで使っていたセルマー C☆に不満があるわけではないのだけど、心機一転というところ。
ちなみに楽器本体はYAMAHAで、マウスピースとりガチャはセルマー、キャップとスワブはクランポン。なんでこんな組み合わせになったのか、今となってはさっぱり思い出せないけれど。
実は試奏させてもらったマウスピースは、ライアのほか、5RV B40 M30(たぶん)の4本。吹いたとたんに違いがわかったのは5RVライアとM30。この2本で迷ったけれど、新しいリードでの高音域の出しやすさで5RVライアに決定。B40は手持ちのリードでは音が出なかった。
30分余りもゆっくりと吹かせてもらったけれど、それぞれ個性があって面白い。楽器は自分以外のものを吹くことはめったにないので、その違いに驚きました。リガチャも変えようかと迷っていましたが、試奏室まで貸してくれた親切な定員さんによれば、リガチャはしばらく様子を見てからということで、マウスピースだけに。商売っ気のないこと。
店員さんは、トランペット吹きらしいけれど、クラのこともよくご存じの様子。でもitouchのチューナーアプリはご存じなかったようで、とっても驚いていました。
こんな親しみのもてる楽器屋さんはいいですね。駅からはちょっと歩かなければならないけれど、頼りになります。
それで、ついでながら、お隣のリペアセンターで見てもらったら、レジスタ管(オクターブキー)が緩んでいる。確かにちょっと押すと小さな管が飛び出してきた。ここから息が漏れてリードミス等になるらしい(腕はともかく)。で、緊急の修理を頼んでタンポも2個取り換えてもらった。こちらで、6,720円。約30分弱でした。
ちょっと悪乗りして、「低音のE♭が低いのだけど」、と聞いてみましたが、キー調整では無理と言われてしまいました。管材自体は今のものより良いとのことだけど、さすがに年数がたち過ぎてますからねえ。演奏者の腕前通りにしかならないのも当たり前。
自宅に戻ってから、新しいマウスピースで吹いてみると、なんだか、あまり変わり映えしない。いくら楽器を変えても、やっぱり腕前は変わりませんね。
練習あるのみです。