30年ぶり

23日は、隣市の市民会館ホールで、40分のステージでした。
ある会社の創立20周年記念イベントに、招待演奏の機会をいただいたのです。
聴衆の方たちは、直前のプロの津軽三味線や幼稚園児によるかわいらしいマーチングを期待されてこられたのかもしれません。そのためか、ステージには反響版もなく、音が吸い込まれていく・・・。

形はどうあれ、学生時代の混声合唱団からかぞえて、実に30年ぶりのホール演奏でした。まぶしいばかりのライトのもと、みんなで合奏するのはやっぱり楽しいものです。

 あいにくの雨の中、朝からティムパニなどの打楽器をホールへ運び込んだり、せまいリハーサル室での音だし、ステージへいすや譜面台をならべ、位置を確認しつつ、簡単なゲネプロ。終わったら、再びステージを片付け、打楽器群をいつもの練習場所の倉庫まで運搬・・・。こういった準備も懐かしいなあ。アマチュア楽団ならではの手作り感がいいのです。

 演奏では、リードミスは3回ほどやってしまいました。やっぱりアンブシュアが緩んでいるのかなあ。速いパッセージもやっぱりついていけなかった。楽器も体も、もう本当にぼろぼろだけど、なんとか40分の本番演奏を通すことはできました。合奏のできなんていうよりも、通し演奏ができたことだけで満足かも。
 そういえば、ステージ衣装の蝶ネクタイも、学生時代のものを実家から送って貰いました。まさかもういちど蝶ネクタイをつけることがあるなんて思わなかったなあ。

次は6月6日の本番コンサート。ありがたいことに、遠くから一時間近くもかけて聴きに来ていただける方もあります。恥ずかしくない演奏をしなくちゃね。
<演奏曲>
 Candide
 Supercarifrag・・・・
 Over the rainbow
 The Sound of Music
 Cat’s Medley
 アンコール Cavalleria