さるところから、廃棄される予定だったというクラリネットをもらってきました。ケースも古く、コルクなどにも相当傷みがありました。でも刻印を確かめると、なんとクランポンのRCモデル。プロも使う高級モデルです。

持ち帰って型番を調べたら、なんと1980年製。(クランポンのサイト)

今まで使っていたYAMAHA YCL-61が確か1972年製だから、余り違わない。それでもさすがクランポンというべきか、ちょっと吹いただけでもピッチが安定している。それですぐさま楽器店でオーバーホールをお願いした。

ちなみに今回お願いした楽器店は、安城のツルタ楽器(なぜかバルドン楽器の看板も出ている)。クラパートの人もよく利用しているというので、初めて行ってみました。リペアの方は、若い女性の方で、簡単な修理も店頭でしているそうです。さすがに状態が悪かったので、3週間ほどもお預かりになりました。結果、幸いにも木部に割れはなく、全タンポ交換とキー磨き、調整で4万円余り。(この出費はちょっと痛い)

出来上がってきて始めて合奏練習にもって行きましたが、低音から高音までクランポンらしい音がします。パートメンバーもほとんどクランポンなのでいいかな。もっともピッチは、中音のFやGが高い。YAMAHAで苦労したEsやFはあっている。やっぱり腕によるところが大きいということか。コルクの厚みなどキー調整で、少しよくなった。30年も使ったYAMAHAの癖がついているから、新しい楽器には慣れるのに時間もかかりそう。

しばらくこちらでがんばってみましょう。

By sryo

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