昨年に続いて、東海地区の大学合同吹奏楽演奏会に行ってきました。

今年は、刈谷市民会館アイリスホール。新しく、大きなホールです。たしか1800人ほど入るホールですが、昨年と同じく、ちょっとお客さんは少なめ。お盆の真っ最中という時期の問題もあるのだろうけど、せっかくの演奏会なのに、ちょっと残念です。中高生らの姿も少なくて、演奏会の趣旨が伝わっていないようで・・・。

肝心の演奏は、1部3部のフル編成の演奏と、2部のステージドリル。1部はクラシックスタイルだけど、あまりなじみのない曲ばかり。穏やかな組曲のせいか、ちょっとおとなしい印象でした。トランペットが6本、ホルン8本、ユーホ4本と金管が充実している割には、クラリネットが5本。サックスも4本(A2,T,B)と控えめ。このためか、金管が抑えて抑えて演奏をしているように聞こえました。ホールの響きのせいではないと思うのだけどね。
3部のポップスは、パーカッションもふくめてはつらつとしていましたが、もっともっとはじけてもいいくらいに感じました。

それに対して、2部のステージドリルは、よく音も通っていたように感じました。フォーメーションもよく工夫されていたし、練習の成果はバッチリと言ったところでしょうか。楽器ではなく大きな旗を振る、ガード隊の息もあっていました。

それにしても夏休みとはいえ、距離的にも離れている大学のバンドで、合同バンドを組んで、演奏会を開くのは相当な準備が必要なはず。メンバー同士のアンサンブルだけではなく、ドリルの位置合わせなどにも、かなりの練習が必要。これを34回も続けているのは立派です。来年は、もっと多くのお客さんが入るといいな。

By sryo

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