演奏会前だというのに、いや、演奏会前だからこそか、楽器の調子がよくない。トリルキーまわりから水があふれてくるし、そのせいかピッチが安定しない。それでよくよくキーを見ると、どうやらタンポが破れているよう。少し吹き続けると、水分を吸って膨らんでしまうようだ。
仕方がないので、仕事帰りに豊橋駅前の楽器店へ飛び込んだ。周辺のタンポ交換3箇所と、前から気になっていたC#キーのコルク調整を依頼。リペアマンが常駐しいていて1時間ほどで修理完了しました。試奏室は貸してくれたけれど、音が響きすぎてよくわからなかった。(~o~) タンポ交換が一箇所につき1500円、コルク貼り替え調整で500円 締めて4750円! なんかちょっと計算があわないけれど、結構高い。ただでさえお金のないときに、また・・・・。
本当は、1月に割れを修理してもらった西尾のお店に行きたかったけれど、車で1時間もかかるし、第一、演奏会前で預け修理をする余裕もない。土日練習だし、平日は仕事となれば、やっぱり近いのが一番。頼りになるリペアマンがいて、ちょこちょこと面倒を見てくれるお店がいいのだけどなあ。タンポの実費は200円程度。その7倍もの技術料を支払うのだから。
お店では、ちょうど野中貿易が出張できていて、ダブルリードフェアの真っ最中。昔から憧れだったファゴットやオーボエ、イングリッシュホルンなどがずらりと並んでいた。次々に試奏しているお客さんがいてうらやましい限り。もっとも今日限り76万!っていわれて、はい、そうですか、というわけにはなかなかいきませんよねえ。それにしてもダブルリードを吹く人って、結構いるのですな。