アルトクラリネットのマウスピースを買いました。とはいっても、某オークションサイトで中古品を落札。定価15,000円ほどもするのに、ほぼ6分の1くらい。ところが届いてびっくり。ほぼ新品でした。傷もまったくなし。
で、肝心の音はというと、さすがに楽器についていた出所不明のぼろぼろのマウスピースとは比べ物にならない。明らかに豊かで深い音が出る。ただ、B♭クラでの定番型番とおなじ5RVは、やや開きが狭いのか、薄いリードではリードミスが出やすい。ちょっと強くアタックするととたんに音がひっくり返る。というより楽器の性能そのものをストレートに出しているのかもしれない。タンポの調整不足の箇所は、確実に音が乱れるというか、出ない! 今まで無理やりのように鳴らしていたのは、通用しないみたい。ちゃんと楽器の調整をしないとだめですね。
マウスピースとリガチャ、リード、当然ながら自分の奏法と、不安定要素がいっぱい。だからこそ、吹奏楽器というのは面白いのかもしれません。
それにしても、吹くたびに音が変わる。いくら一週間に1回だけしか練習しないとしても、もうちょっと安定しないかなあ。