第8回研究会報告
日 時:2005年1月22日(土)13時半から16時
参加者:安藤、林、蒋、龍
講 演:鎌田 宗憲 (豊橋市立豊橋高等学校教頭)
村松 聡子 (愛知県立豊橋西高等学校教諭)
テーマ:高校における情報教育の実情
高校の情報科実施状況について、指導要領や教科書の編修に関わっておられる鎌田氏から、、普通科情報活用コースの実践内容について村松氏から、それぞれ豊富な事例を元に話題提供をいただき、情報交換を行った。
教科設立の議論からすでに10年、教科書の改訂も編集と出版には2年の時間差があり、実際の授業実践と理念がなかなかかみ合わない悩みが報告されました。実際の教室では、教科書よりも副読本やCisicoなどのベンダー教材が多く使われ、そのぶん担当教員の研修努力が不可欠となっている。
大学等における情報教育においても、同様な傾向がみれられるものの、より広範囲な生徒が学ぶ高校での実践では、教員側の準備が欠かせない。それぞれがわずかな15日間研修で情報科の教職免許を得ているだけなので、より負担感は大きい。
高校と大学の連携は容易ではないが、それぞれの情報交換・意見交換を継続的に実施することにより、相互に研鑽しつつ情報教育を実践していくことが確認されました。
鎌田氏のWebサイト:http://www2q.biglobe.ne.jp/~kamada/joho.htm
豊橋西高等学校情報活用コース:http://www.toyohashinishi-h.aichi-c.ed.jp/
教科情報の目的と内容3.ppt Download file
専門情報教育課程.ppt Download file