ビジネスゲーム

2年生対象の卒業研究ゼミでは、6月のテーマとして、ビジネスゲームを取り入れています。
NPOの協力の下、起業のビジネスモデルを考える「えんじぇるプラン」プログラムです。就業支援対策でもありますが、ビジネスで不可欠なコミュニケーション能力、企画力、グループディスカッション力を育成するプログラムです。
第2週に入り、グループ別にビジネスプランを創案して、発表するところまできました。
にぎやかに自分たちのプランを考えていくグループもある一方、ひたすらにプランを練り上げるこだわりグループがあったり、それぞれ個性が出ます。グループ内での意見交換や他の意見の整理が、このプログラムの狙いなのですが、ゼミの仲間とはいえ、ひとつの形にまとめるのは、難しい作業です。時間の制約もあり、何を中心にするか、なかなか意見がまとまらないようす。少ない人数であっても、チームで仕事をするには、コミュニケーションは必須。人の意見を聞くには、自分の意見を主張しなければなりません。自己主張が強すぎれば、ほかの人が意見を言いにくい。このあたりのバランスが難しいところ。
ともかく、なんとかグループでのプレゼンテーションまでこぎつけました。発表では、人前で自分たちの考えを伝えること、理解してもらうことの大切さを感じ取ることが目的。大きな声やきれいな提示資料だけではなく、熱意が伝わるかどうか。1回目の発表を終えて、ブラッシュアップにかかります。