フレッツ光開通!

ようやくフレッツ光が使えるようになりました。
最初に申し込んでから、2年2ヶ月。現地調査があってから、10ヶ月。ともかくつながりました。
雨の中、工事に来ていただいた3人の技術者たちは、すぐさま、電柱に上ったり、電線に直接はしごをかけて作業したり、天井の小屋裏へ配線を通したり、と手際よく分担して作業をしてくださいました。その時間、およそ90分。
手馴れたものとはいえ、一軒一軒つないでいく作業は、地道な作業です。

架線作業架線作業 雨の中での架線作業。今回は引き込みポールが使えず、やむを得ず、空中配線になりました。ポールから宅内に引き込んだCD巻が途中までで、予定した部屋まで届かなかったからです。
屋根裏の接続BOXCTUへのファイバー接続 屋根裏に設置された引き込みケーブルと宅内配線の細いケーブルの接続BOX。
 室内に引き込んだケーブルの終端にコネクタを取り付け、ONUへ接続。
配電BOXルータと光電話 ONU(光回線終端装置)は、引き込んだ室内にある配線BOX内に設置しました。従来の電話やTVのケーブルがごちゃごちゃと。
CTU(加入者網終端装置:左上)とVoIP(ひかり電話対応VoIPアダプタ:左下)は、配線BOXに収まりきらず、すぐ横の壁面に設置した露出の配線盤へ設置。右下は無線LANルータ。

屋根裏での配線は、CD管などの保護管が必要かと思っていたのですが、露出のままでいいそうです。せっかく、50mのCD管も準備していたのですが、使わずじまい。
肝心の使い勝手は、電話は従来とまったく変わらず。ただし、ONUやCTU、VoIPいずれも、電源がないと動かないため、停電時には使えない。3つの機械を同じところに置いて短いLANケーブルで配線しないと、、やたらにLANケーブルが這い回る羽目になります。CTUには4つの有線LANが接続でき(ひとつはVoIPで使用)、これだけでLANを構成できますが、無線LANルータと併用したりするので、結局はやたらとネットワーク機器が増える。これらのコンセントも必要・・・・。
インターネット接続のほうは、いくつかの速度測定サイトで計測してみると、上り下りとも、20Mbps程度。近隣でも80Mbps超えとの報告もあるのに、意外と低くてややショック。もっとも、ADSLでも800kbpsほどしか出なかったのに比べれば、うんと速い。ネットワーク作業は快適です。
CTUのルータ機能設定は、いろいろなことができるようで、ゆっくり検討してみましょう。
それにしても、ルータの設定や短いLANケーブルなど、ネットワーク知識がないと??になってしまうのでは。一般のユーザが自力で設置するのは、まだまだ敷居が高いですねえ。せめて、ONUとCTUとVoIPをひとつの筐体に収められないものでしょうか。デザインもばらばらで、とてもリビングなどの室内に置く機器ではありません。
CTUの設定も、「かんたんセットアップCD」なるものがついてきますが、かえって設定ソフトをインストールしなければならず、わかりにくい。あらかじめNTTから送られてきたIDやパスワードも、ONUなどは工事の人たちが設定してきてくれるのですが、プロバイダ情報が必要なCTUだけは自分で設定しなければなりません。これがわかりにくい。
NTTが主催するインターネット検定(.comマスタ)が必要な理由がよくわかります。しばらく授業ネタに使えそうです。