毎年この時期になると、スケジュール手帳の選択に悩みます。ずっと、能率手帳(B5版からポケットサイズへ)を使ってきましたが、昨年、ちょっと違うタイプしたら、使いにくいこと。
で、少し早めに、書店に行き、話題になっている「超」整理手帳を買い求めてきました。ついでに、考案者の野口悠紀雄氏の 「超」手帳法(講談社)も。
ノグラボ「超」整理手帳コミュニティ2008


まだ予定表を書き込むほど、使い込んではいませんが、結構使えそうです。ビジネスの世界で多用されるアローダイアグラム(予定を矢印線表であらわす)も書き込めそうです。手帳の世界では、1ページごとに1週間が縦に並ぶタイプが多いのですが、これでは全体スケジュールが俯瞰できず、予定などのメモや備忘録にはなっても、管理ができなかった。最近は、横に日付(カレンダー風に)、縦軸に時間をとり、一日の時間を管理できるようにしたバーチカルタイプというものも人気らしいですが、これも縦を横にしただけで、あまり感心しませんでした。というより、仕事がら、分刻みで一日のスケジュールを管理することは少ないので・・・・。
仕事の上からは、一日よりも、もっと長いスパンでのスケジュール管理がしたかった。これには超整理手帳の6週間や8週間を俯瞰できるタイプはいい。一週間が月曜始まりなのも感覚が合います。A4サイズが基本になっていて、1枚ものの文書がはさめるのも、確かにユニーク。いっそのことA4かA5サイズにすればいいのだけど、それでは持ち歩くのに大きすぎる。
市販の手帳が1月始まりで、4月始まりの仕事をしていると手帳が2冊になってしまうのも不便です。1-3月の予定は、前年に決まることが多く、毎年12月に買う手帳は、1-3月は使えませんでした。
とはいえ、さすがに10月なので、超整理手帳も11月11日から。それもあって、ネットでいろいろ調べてみると、世の中には、同じことを考えて、すでに素晴らしいツールを自作してくださっている人もいるのです。
Excelシートを使って、超整理手帳のリフィルを作成できるというもの。Vectorなどにはいくつかあるようですが、ぴったりだったのは、Furuさん作の!0_0! Excel 「超」整理手帳万年リフィル
Excelマクロなので、プログラムなどのインストールがいらないのもいい。動作も軽快で、通常の縦タイプのほかに横タイプのスケジュール表や、6週12週、万年カレンダ、todoリスト、方眼紙やバイロリズムまである。何に使うのかよくわからないものもありますが・・・。
早速、10月からの予定を入れ、A4サイズで印刷して使わせていただいています。おもしろい!
実はこの超・整理手帳。学生たちに配布する大学歴として使えないかと考えています。
今時の学生?さんは、なかなかスケジュール管理が自分ではできないようで、それはスケジュール管理をする習慣がないからのようです。さすがに就職活動を始めるころになると、予定表を持ち始めますが、普段ではレポート課題などの期限も、ノートのはしっこに書いたりするだけ。
確かに入学直後の大学生は、高校と同じ感覚ですから、教室に行きさえすれば、クラスメートや担任が教えてくれると思っている。大学はそうはいかない。まさか生徒手帳を持たせるわけにはいきませんが、従来、学期初めの多くの書類に綴じ込んだり、あちこちの書類に個別に書かれている日程を、個人で管理させる仕掛けは、我々も考えなくてはならないようです。
来年度に向け、もう少し、研究してみましょう。

By sryo

One thought on “超・整理手帳”
  1. へぇ~ いろいろ便利なものがあるんですねぇ
    ぼくもシステム手帳使ってますけど、
    スケジュールはほとんどSNSに頼っています。
    携帯で確認できるのが便利!
    あと、スタッフがぼくのスケジュールを見ることが
    できるので、ミドルウェア的に使ってます。
    でもお客さんに行ったときのメモなどは
    やはりシステム手帳に頼ってます。
    今、困っているのは毎日の報告書を備忘録として
    利用させ、一体何を今やればいいか?を常に
    掌握させることなんですが、これがなかなかうまく
    いきません・・・

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