Red5で動く、オープンソースのビデオ会議ツール、Openmeetingsを試してみました。
インストールで3日ほど悩みましたが、意外とあっさり。
実験サーバ:Windows2003Server
手順
1.MysqlなどのDBの設定
Mysqlなどで、openmeetingsという名前で空のデータベースを作成する
文字コードは、UTF
管理権限ユーザとパスワードを設定
2.Openmeetingsをダウンロードして展開
ZIPファイルにはMac用のフォルダもあるが、Openmeetingsフォルダのみでいい
{Red5のルート]\webappsの下へ
3.以下のファイルを修正
{Red5のルート]\webapps\openmeetings\WEB-INF\web.xml
23行目-26行目 log4jConfigLocation のエントリをコメントアウトする
どうやらログの設定なのだけど、Red5が0.7だとハングアップするらしい(実際にRed5全体が止まる)
{Red5のルート]\webapps\openmeetings\WEB-INF\red5-web.properties
webapp.vittualHosts=*,localhost の行に、以下を追加
localhost:8088, サーバ名:8088
この追加は不要かもしれません。
3.Webブラウザでアクセス
http://(サーバ名):5080/openmeetings/Install
入力すべきは、管理ユーザ名と、パスワードくらい。ともかくInstallする
これはとても時間がかかる。壊れたと思うくらい長い。実際、サーバを再起動させたり、なんどか繰り返すうちにできていた。Compeleteを確認。このあと、なんどやっても初期画面にならなかったが、Installをやりなおすとあっさりつながった。DBテーブルの初期化に相当時間がかかることは確かです。
4.Webブラウザ http://(サーバ名):5080/openmeetings/ へ
現時点での未解決な不具合(誰か教えてください)
1) ログイン画面で新たなユーザ登録ができるはずなのだけど、なぜか、「無効なメールアドレス」ということで作成できないため、管理者でログイン後、ユーザを作成しました。管理設定で、メールサーバの設定が必要なのかもしれません。
2)会議室などに参加しようとすると、カメラやマイクロホンの接続確認が出る。つながっていれば問題ないのだけど、ビデオなしを選択すると、ブラウザごといきなり落ちる。これは本当に心臓に悪い。
3)サーバーポートとしてRed5の5080のほか、1935(rtmp)が必要。トンネリングポート8088(rtmpt)もあるようだが、どちらにしても、ルータの開放が必要。(当たり前か)
4)インストール時に求められるSwfToolsやImageMagicのインストールパスの入力は後でもできる。が、入力せず(インストールせず?)とも一応動く。何のために必要なのかわかりません。もしかするとビデオ会議の保存時かな。そういえば、プロフィール画像のアップロードができません。ImageMagicを設定しみましたが、やはりできないようです。まだ何か足りないのかもしれません。
今回はWindowsサーバだったこともあって、あらかじめOpenOffice.org はいれてありました。そのためJava(JDK)もインストールしてありました。これが生きているのかどうかも不明です。当然、 xvfb も!Ghostscriptも設定してありません。これでいいのかな。
もうしばらく実験してみます。
プラグインモジュールを入れると、どうやらMoodleのなかからも使えるらしい。