Flashビデオの配信では、FLV形式のビデオファイルを用います。
FLVへの変換は、Adobe Flash Proがあればできるようですが、Free Video to Flash Converteは、フリーソフトでありながら、シーンカットもできるなど、きわめて高性能です。単純なだけ、操作はわかりやすいし、各種スキンswfも同時に吐き出してくれます。
Web配信するには、以下の手順が必要です。
Flash Converteから生成されるswfとflvファイルなどをRed5サーバへアップ
(<サーバ>\Red5\webapps\root\下へ)
Flash Converteからサンプルhtmlコードが表示されるのでコピー&ペーストし、サーバURLを追記する
htmlコードを、Webサーバへアップ
Flash Converteでコンバートするときに、ビデオファイル名に英数字以外が含まれていると、XMLファイルが文字化けします。タイトル部分だけなので、エディタで修正することもでき、ここで日本語タイトルを入力することも可能です。
またビデオプレーヤーであるSWFファイルは、コンバータでいくつものスキンを持っています。YouTube風のものほか、ipodライクのスキンなどもあるので、配信スタイルや帯域にあわせて変更できる。
生成するhtmlコードのサンプル
< object id=”player1″ type=”application/x-shockwave-flash” data=”http://サーバ名:5080/player_flv_maxi.swf” width=”418″ height=”316″> < noscript>< a href=”http://www.dvdvideosoft.com/converter/video/divx-video-converter.htm”>divx converter< /a>< /noscript> < param name=”movie” value=”http://サーバ名:5080/player_flv_maxi.swf” /> < param name=”allowFullScreen” value=”true” /> < param name=”FlashVars” value=”configxml=http://サーバ名:5080/sample.xml” /> < /object> |
ビデオ配信サンプル
Adobeの社員?ブログに、このコードに関する説明がありました。
http://www.adobe.com/jp/devnet/flash/articles/spark_project_swf_embed.html
これによると、上記のコードの書き方が推奨されているようです。ただし、まだ十分なテストがされていないとの記述も。
ちなみに、今まで示したコードでは、Conditional CommentsでIE向け とそれ以外のWebブラウザを分けていましたが、以下のように1つの objectタグだけで表示する方法もあります。ただし、この方法は十分 な検証が行われていないため、古いWebブラウザや特定の環境で は表示できない可能性があるので注意が必要です。 < object data="myContent.swf" width="780" height="420" type="application/x-shockwave-flash" > < param name="movie" value="myContent.swf" / > < param name="FlashVars" value="value" / > </object>