再びワープロ専用機の修理に挑戦することに。
以前にも、電源基板(サブ)のコンデンサの取替えをしたもの。これが電源スイッチを入れても、一瞬、緑のパイロットランプがつくもののまったく起動しなくなった。症状からして電源周りであることはたしか。しばらく逡巡していたものの、意を決してはんだこてを握り、メイン電源基板から電解液が漏れていそうなコンデンサを二つ取り外した。裏を見ると、見事に液が漏れて電極が腐食しかけている。
これが2200μFと意外とでかい。大須か通販でなら手には入れられるだろうけれど、これだけのパーツのために、出かけるのはさすがに億劫。で、手近にあった廃棄予定のPCの電源部を分解したら、幸いにもおなじ容量のコンデンサがあった。これをはずして、文豪の基板に組み込むと、、無事復活。
右端の写真は、一台だけのこったフロッピーディスクドライブ。文豪は2台のFDDが必要だけど、1台はアクセスヘッドが折れてしまった。ベルトは新品も2本あるのだけどなあ。どこかでFDDだけ、手に入らないものかな。それとも、MS-DOSマシンとして1FDDで何かに使えるか挑戦するとか・・・。
それにしても、製造後17年以上を経過しているのに、意外とちゃんと動く。プリンタやFDDなど稼動パーツは壊れていくようだけど、基板自体はほとんど問題がない。(電解コンデンサは劣化するけれど、今回のように簡単に原因が分かるし張替えも可能。)
いまどきのPCは高性能だけど、ICやLSIだらけで、故障しても修理のしようがない。どちらがいいのだか。