本の在庫検索

ラジオ番組で紹介されていた本を探して、名古屋駅前の本屋さんをハシゴしました。4月に出た本なのですぐ見つかるかと思いきや、意外と苦戦(出版不況なんて嘘か)。それで、店頭にある本の検索システムを使ってみました。

S店のシステムでは、入力はアイウエオのタッチパネルで、カタカナ検索のみ。配架場所も棚番号『A 12 仕事術』まで示されていて探しやすい。が、結果的には書棚になかった。「実際にはない場合があります」との断り書き通り、売れてしまったのかも。「係員にお問い合わせください」とあるものの、気が弱くて、そのまま。

で、J店のシステムは、同じくタッチパネルのアイウエオ順だけど、並びがS店とは逆。カタカナ入力して漢字変換するタイプ。(初めは変換しないで結果なしだった)。こちらは通路番号と書棚名の表示『A-21南:デザイン論』で、「前日在庫:1」と数量表示もある。で、めでたく書棚にありました。よく見ると、NDC分類まで。、店内の略図と前日在庫も明示していて親切ともいえるかな。

book

二つのお店のシステムとも、POSとのオンタイム連動はしていないよう。コンビニのようなストアサーバと売上データのリアルタイム連携の必要性は低いのかも。

J店ではNDC分類も表示されているけれど、336.4 は【人事管理. 労務管理. 人間関係. ビジネスマナー. 提案制度】なのに、J店での実際の配架は芸術書のデザイン。一方S店では、経営ビジネス書の扱い。面白いですね。

そういえば、学生時代の図書館司書の授業で、NDC分類の試験には苦労したっけ。本の分類配架は難しいです。

ちなみにこの本、Amazonでは売り切れで再入荷待ち。Kindle版はあるけれど、180ページ余りもある本をipadで読む気にならず。そういえばS店では、ちゃんと「電子版もあります」と表記されていた。ということは、S店では電子本を店頭で買えるのか、と家に帰ってから気がついた。

なぜか作家の阿川佐和子氏が推薦文を書いている、本の内容については後日。