最近はFaceBookばかりで、こちらのブログサイトはすっかりご無沙汰。動作確認を兼ねて、10か月ぶりに書き込んでみます。
ひょんなことから、古いファゴットを手に入れました! 「ひょんな」というか、はっきりといえば、アメリカのオークションサイトで見事落札。メーカーはドイツのシュライバー兄弟社(息子)?らしい。とにかくファゴットは学生時代から一度は吹いてみたい楽器だった。
よくシステムがわかっていないのだけど、たしか600ドルくらいで入札したはずなのに、落札通知が来たら120ドル?! なんで?
中間業者から、傷があるが値下げ交渉をするか?などとの問い合わせがあったりして、ちょっとばかりやり取りがあったけれど、1か月ほどで無事到着(国際配送料はたしか5000円くらいだった)。ドキドキしながら開けてみると、意外としっかりしている。一番心配だったU字管の固着もなく、ボーカルも2番が付属。木部もキーも致命的な損傷はない。バスジョイントのキーポスト付近の木部に、大きな修理痕があるけれど、ここは管内部は樹脂加工されているところでもあり、管内部には達しておらず、影響はなそう。
クモの巣のようなほこりがびっしりだったけれど、キーを磨いたり、キーポストへ注油したり、ぼろぼろのケースを補強するなど、ちょこちょこ手入れをすること2か月。リードも楽器店で選んでもらって、音を出せるまでになってきた。ハンドレストやリードケースを作ってみたり、ストラップの工夫をしたり、何かと手がかかって面白いです。
一度だけ、レッスンにでかけ、プロの方にも吹いてもらってきました。あとは自分の練習だけ・・。
なかなかレッスンに通えないので、ネット情報を頼りに独学でよちよちぼちぼちと、スケール練習をしてます。ファゴットの教則本は少ないけれど、ネットの情報は多いし、Youtubeなど参考になることは多い。おかげでなんとか、「ぞうさん」が吹けるようになってきた。難解で複雑怪奇な指使いやクラリネットの数倍の重さに四苦八苦しながら、ボケ防止に努めます!