仕事で先週の合奏練習をおやすみしたため、二週間ぶりの練習参加です。
客演指揮者のほか、エキストラもほぼ勢ぞろい。狭いリハーサル室は熱気で息苦しくなるほど。クラリネットは、エスクラ二本、バスクラも二本、ベークラは9本。これでもベルリオーズの指示には足りないのだけど。
コントラファゴットも始めてみました。音は小さいけれど、床から振動が伝わってくる様な木管最低音の響きは、本当に素晴らしいです。奏者によれば、オーケストラなどで結構出番はあるのだとか。コントラファゴットを持ってるアマチュア奏者って一体何者。

音も揃って、曲もそれなりに仕上がってきたみたい。2時間あまりの練習は本当にあっという間。
練習後には、近くの高等学校吹奏楽部の生徒さんと指導の先生が訪ねてこられ、来月の演奏会の告知をしていかれました。高校 の大会で全国大会に出場するほどの実力校の生徒さんには、市民楽団の演奏はどの様に聞こえたのでしょうね、先生は、一言ご挨拶と言いながら、熱く熱く吹奏楽への思いを語っていかれました。

演奏は、なんとか仕上がってきたようですが、翌日土曜日の強化練習では、メンバーが少ないこともあって、ちょっと雑。特にテンポのゆったりしたき曲では、シンコペーションの乱れやピッチの乱れが露見。いけませんねえ。
午後からは少し持ち直したものの、6時間あまりも吹き続け、昨夜を合わせると9時間近くも練習している唇と楽器を支える右手の親指もクタクタ。少しずつメンバーも帰ってしまい、クラも各パート一人ずつの4人になってしまった。おかげで、まわりの音も自分の音も良く響く。指も回らなくなってきたので、予定より早めに練習は終了。

<合奏練習曲>
プッチーニ 電気ショック
ワーグナー エルザの大聖堂への行列
ワーグナー 葬送の音楽
ベルリオーズ 葬送と勝利の大交響曲
メンデルスゾーン 吹奏楽のための序曲

練習後は、隣町の大きな市民ホールへ市民管弦楽団の演奏を聞きに行きました。吹奏楽団と掛け持ちしているメンバーがいて、チケットをもらったのだけど、普段の練習も倍になるし、演奏会も一ヶ月に二回。これはキツイはず。好きとはいえ、立派です。
演奏会は二部の途中から聴くことができました。フルオーケストラでのマーラーは確かに圧巻。マーラー自身が7thまで指定しているホルンパートは、これも指示通りベルアップしたり、最終楽章では全員での立奏まで。オーケストラでの立奏は珍しいけれど、指揮者も指揮台の上で飛び跳ねたり、踊ったりと、ものすごいアクションぶり。
あまり曲を知らないけれど、管楽器は相当大変そう。クラリネットも4人で,エスクラとバスクラまで3本を持ち代えるなど、吹奏楽でも滅多にしない演奏でした。弦パートも含めて、柔らかい音色は、弦特有のギンギンしたハリにはかけるけれど,さすがというテクニックも随所に。ホールが大きくて響きが悪いようにも思えるけれど,これは二階席の一番後ろ聴いたためかもしれない。客席も7割ほどは埋まっており、地元に根付いた楽団であることが伺えました。市民管弦楽団は数が少ないものの熱心な団体がありますね。内情は大変なのだろうけれど,長く続いている団体も多い。また機会を見つけて聞き行きましょう。

By sryo

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