自分の下手なのは棚に上げておいて、楽器のせいにしたがるのは罰あたりとは思う。でも別の楽器なら音程も下がらないのに、なぜこちらの楽器は・・と思う。自分の吹き方が悪いのだと思いつつも、どうしても音程が下がる。チューナーで測ってみたらnB♭で、G♯、A、A♯は10セント近く低いときもある。
うーむ。
それでふと思いついて、上管のレジスターキーホールについているパイプを内側からちょっと押してみたら、何の抵抗もなくぽんと飛び出してきた。実は、これ、もう一本の楽器を楽器店で見てもらったときに、教えてもらった。古い楽器だとよくあるんだとか。これが原因かどうかはともかく、修理はしないと。
と思ってよく見たら、なんと、木部に3cmものヘアライン割れが…。
げげげ。また修理だ。またお金が・・・・・。今度はいくらかかるんだろう。
日曜日に少し吹いていたら、なんと、割れが2か所に。今度は、トリルキーの横に数cm。
ということで、いつもの楽器店に修理予約のメールをしたら、忙しいと断られた!!? そんなのあり?
というこどで、楽団のメンバーもよく利用するという、西尾市の楽器店へ。あいにく修理担当者はお休みだったけれど、翌日電話で見積もりの連絡がありました。
トリルキー部分は以前にも修理の跡があり、2か所で6cmほど。こちらで8000円余り。レジスターパイプは500円とか。
音程のぶら下がりもこのせいではないかとの診断。修理は、やっぱり水につけて割れるところまで割ってからするのだそう。2週間ほどもお預かりになりました。
ああ!!
古い楽器だからということではなく、割れるときは割れるとか。逆にまったく割れない楽器もある。たしかに、35年もたつYCL61は、まったく割れなどなかった。
それにしても木管楽器は、メンテナンスにお金がかかります。