クラリネットの割れ修理

1月に続いて、B♭クラリネットを修理してもらった。この楽器、フランス・クランポン製のものだけど、製造後30年以上と相当古いこともあって、2年前に手に入れてからも、かなり費用をかけてきた。入手当時はしばらく放置されていたため、完全オーバーホール。すぐに針バネが折れて交換とともにタンポ調整。1年半後に再びタンポ交換と調整。かかった費用を考えれば、中古楽器くらいなら買えたかもしれない!?。

で、今回2か所の管体割れ。それもどちらも数センチにも及ぶ割れ。どうして?35年物のYAMAHAでは割れるなんて考えたこともなかった。

 

今回は、西尾の楽器店にお願いしました。ここは、楽団のメンバーたちもよく利用しているらしい。

絵画店も兼ねていることもあって、お店では試奏はできなかったのだけど、持ち帰って早速吹いてみた。割れ修理だけでなく、タンポの交換や調整などもいろいろやってくれて、ぶら下がり気味だった音程も改善している。今まで、2か所のお店に3度も調整に出しているのに、どうしても直らなかったクラリオン音域の音程が安定している!!。最低音も下がらなくなってる! これはうれしい!
ケースにメモが入っていて、依頼した割れ2か所とレジスターパイプの修理のほか、タンポの交換2か所、不良タンポ調整7か所・・・。これは助かりますねえ。修理の担当者とは、預けた時と完成の時、電話で話すことができました。大きな楽器店や専門店でも、修理担当の方と直接話をすることはあまりなかったのだけど、地方の小さなお店だからこそかもしれません。

ちなみに、修理代金は当初見積もりの通り、8,500円。またお小遣いが飛んでいく。大切に使わなきゃいけません。