Bluetoothキーボートを改造して、ワンタッチキーを作ることにした。
アイデアはすぐに思いついたのだけど、適当なキーボードを見つけられなかった。大きいと利用者さんの邪魔になるし、せっかく入手したキーボードも、ねじが特殊で内部を開けられなかった。それでまほろばさんのページで紹介されていたのと同じ、ミニキーボードを使うことにしました。スマートフォンサイズで中国製らしく、分解はいたって簡単。スペースキー部分の基盤2か所にリード線をはんだ付けし、これを外部のリレースイッチに接続。リレースイッチは、手元にあったiPodTouchのケースに両面テープで収めました。これがぴったり。
iPodTouchのケースは、さらに、下に敷いたアクリル板に両面テープで貼り付けて仮設置しました。
これでiPad のトーキングエイドを駆動することができました。
トーキングエイドはオートスキャン設定で、キーボードのSPACEキーが決定になります。
先に設定した静電スイッチは、意外と消費電力が大きいようで、iPadに接続したままだと、数時間でiPad miniのバッテリが切れてしまいました。こちらのBluetoohキーボードは、使用頻度にもよるのでしょうけど、3日間くらいは大丈夫のようです。なによりケーブルがないので、取り回しが自由になり、スイッチやiPadの設置もうんと楽になりました。
使用機材
- Bluetooth対応ミニキーボード 1,000円くらい
- はね付きリレースイッチ 150円くらい
- タブレット用三脚穴付クリップ iPad用スタンド 864円
- カメラ用三脚
- リード線
- iPodTocuhケース