ipadなどでのプレゼン用に、EZCast Pro というガシェットを試してみました。

今までは、AppleTVをつないで、AirPlayでミラーリングしていましたが、第2世代AppleTVではWifi接続が不可欠なうえ、AC電源も必須でなかなか使いづらい。おまけにセキュリティが厳しい学内Wifiでは、Web認証ができずつながらない。それで、apple airplayをつないで簡易なWifi環境を作ったり、インターネット接続が必要ならポケットWifiを組み合わせたりと、とにかく機材とケーブルが多くなりすぎる。電源を探すのも一苦労。

この点で、EZCast Pro はTVやプロジェクタのHDMI端子直付けで、電源もUSB端子(5V 1A)でいい。Wifi接続もできる(802.11aやWeb認証は不可)が、自身がアクセスポイントになるp2pのダイレクト接続ができる。

EZCast Pro
EZCast ProとモバイルバッテリとHDMI-RGB変換アダプタ

実際に使ってみると、解像度などの変更に専用アプリが必要だったり、アプリ自体のインタフェースがいろいろ面倒くさかったりもするけれど、iOSのミラーリングだけならAirPlayとそん色はない。画面共有や分割にはそれぞれアプリが必要だけど、AndroidでもMacでも、もちろんWindowsでもできる。動画ストリーミングもなめらか。

EZCast Proミラーリング
iPadによるミラーリング

なにより、500mAのモバイルバッテリで駆動できるのはうれしい。これならプロジェクタケーブルにEZCast Proをつなぐだけで、iPadを持って移動しながらプレゼンできる。

早速来週のプレゼンで使おうとしたら、何と会場のプロジェクタはRGBのみ。かつ1024*768!! さすがお役所。
で、手持ちのHDMI-RGB変換アダプタ(さらにHDMIオスメス変換アダプタ)を間に入れてみたら、ばっちりOK。

RGB接続したEZCast Proの初期画面
EZCast Proの初期画面

iCloudやDropBoxからファイルを呼び出せるけれど、MS系のファイルはレイアウトが崩れて使えない。KeyNoteならいいのかな。手持ちのモバイルルータでは、なぜか接続できないなど、よくわからないこともいくつか。ホワイトボード機能や専用のWebブラウザもあるけれど、もっと簡素でいいのに。

By sryo

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください