学生たちが、さまざまなノートパソコンを持ち込んできます。これを学内無線LANへ接続するのが一仕事。
昨年までは、あまり大きな問題は起きなかったのですが、今年は、家庭での無線LANが普及したためか、トラブル続発です。
その対応策の顛末。
[現象]
 Windowsの標準手順で、無線LANの構築をしようとすると、ワイヤレスネットワークの設定タブがない
[原因]
 家庭などで、サードパーティ(BuffaloやALPSなど)の無線LANアクセスユティリティがインストールされていると、Windows標準ツールを停止してしまう。
[対策]
 Windowsのサービスである「Wireless Zero Configuration」サービスを自動起動させ、Windows標準ツールで構築設定する
[手順]
 コントロールパネルからシステム管理ーサービスとたどり、Wireless Zero Configurationの設定画面を開く。
 スタートアップの種類を「自動」に変更し「適用」ボタンを押し、「起動」を押したのに、OKで閉じる
サードパーティ製のアクセスツールは、アンインストールしなくてもよいようです。が、すべてのツールで同じように設定できるか、分かりません。


家庭への無線LANが普及し、そのために、簡易な設定ツールが必要なのはわかります。ですが、そのために、簡易ツールで設定できないLAN(大学や企業などの独自セキュリティを必要とするもの)は、設定できないことが多いようです。
今回多かった、Buffaloのクライアントツールでも、最新のV3では、ビジネスモードが準備され、一応の配慮はされているものの、このモード変更が大変に分かりにくい。おまけに苦労して設定したら、自社製のLANカードでないと接続できないとのメッセージ。そんなことは、どこにも書いていない。確かに、ソフトウェアの対象製品は明記されていますが、通常モードでならPC内臓のLANカードで接続できるのに。
どうりで、学生たちが無線LAN内臓のPCを持ちながら、PCIカードの無線LANを持っているわけです。販売側が、よく分からないからと、セット販売しているだけのことなのに・・・。

By sryo

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください