東京ビッグサイトで開かれたe-learning Worldへ行ってきました。
http://www.elw.jp/
展示会で面白そうだったものは・・・・
- 台湾のいくつかの企業が共同して出展していました。初めてのことですし、さすが台湾と思わせるようなユニークなものが多い。e-leraning world Taipeiも開かれるそうです。
なかでも、「中文口語学習機」がおもしろい。2.5インチサイズの小さな携帯動画プレーヤーを使い、SDカードに中国語学習のアニメとプログラムを仕込んだもの。アニメーションによる中国語会話と、音声を録音して波形で見せるプログラムが仕込まれている。年内には、日本でも発売したいとのこと。英語と中国語と流暢な日本語が入り混じった、楽しい展示でした。
同じ台湾館では、StreamAuthor3.5の展示も。すでに日本でも販売され、私も2.0を使っています。ビデオ音声とPowerPointを同期させたe-learningコンテンツ作成ツールです。PowerPointだけでなく、Wordなどでもいいらしいですし、PC画面のキャプチャも可能とか。トライアル版もいただきました。ちょっと高い(10万円)ですが、トライしてみたいです。
- 日立ソフトのホワイトボード、StarBoard。 2台のプロジェクタからホワイドボードに映写し、ホワイトボードのマーカーでPCを操作できるもの。ちょっと大掛かりですが、ネットワークで結んで遠隔講義にも使える。
http://www.hitachisoft.jp/Products/starboard.html
- 会場で見つけた小物です。
My Wandは プレゼンテーション用のポインタ。このレーザポインタで、線や図形が書ける。画面の一部を拡大表示できる。おまけにWebカメラをつないでおくと、プレゼンの様子を録画できるというもの。
http://store.yahoo.co.jp/a-mart-jp/07345.html
カンファレンスでは、SCORM2004コンテンツ制作と、eラーニング関連技術のフォーラムに参加しました。
- SCORM標準化の解説。eラーニング設計におけるSCORM利用のポイントが示された。あわせて、Windows版の実行環境の配布があり、試行構築の手順説明がなされた。
- インストラクショナルデザイン(ID)の概要と、IDを生かしたコンテンツ設計およびその研修報告がなされた。熊本大学大学院では、教授システム学専攻の独立大学院を開設し、修士15名、科目等履修生のべ40名がeラーニングで学んでいる。