タッチスイッチ・丸を使った外部スイッチ、4号機・改です。
掌に収めた電池ボックスは、薬のプラスチック瓶の上部を切っただけ。その上に2mm厚のアクリル版を置いて、スイッチを両面テープで貼り付けた。固定はすべてサージカルテープと両面テープ。電池スナップのはんだ付けなどを含めても加工時間、わずかに15分ほど。
(当初はスイッチをテーブルに固定していたのだけど、センサーはアクリル板のうら側からでも十分に感知するため、設置方法を改良した)
タッチスイッチ・丸は、オープンコレクタ出力となっているため、小電力であればそのまま外部駆動に使える。詳しい仕様はわからないものの、30mA程度であれば駆動できるらしい。今回は、プルアップせずにそのままBluetoothキーボードのキー出力にした。より大きな電力駆動するには、リレースイッチが必要だろう。
10円玉サイズの基板むき出しだけど、これがかえっていいようだ。リレーが内蔵されていないため、動作音がしないけれど、操作時にLEDランプがつくのでわかりやすいらしい。
スイッチは作るたびに小さく軽くなっていく。設置が容易になるようにとの、利用者さんと介護者の要望によるものだけど、病状が進んで機械スイッチを押す50g程度の力さえなくなってきているので、タッチセンサースイッチはありがたい。