excampusのメール配信機能は、Linuxのsendmailと、自動実行ツールcrontabを利用しています。このため、sendmailサーバの適切な設定と運用が前提になります。スパム被害にあわないためにも、慎重に設定します。


sendmailの設定ファイル sendmail.mc(実際はsendmail.cf)では、自ホスト以外からのメール中継を抑止しています。これをはずすかどうかは、難しい判断です。excampusのメール配信だけが目的なら、中継せずでよさそうです。
この場合は、送信アドレスを既存のメールアドレスにして、なおかつ、excampusホストのMASQUERADE_AS設定で、配信メールのメールドメインを変更しておく配慮が必要かもしれません。これをしないと存在しないメールアドレスからの配信となり、ユーザが混乱します。
中継を許可してexcampusホストで送受信をするなら、返信メールを適切にaliasesへ転送するなどの設定をしておく必要があります。
 /etc/aliases ファイル
 例) excampus:   rootや既存アドレス
 newaliasesを忘れずに実行
一方crontabコマンドは、コマンドの実行日時を指定できます。
分 時 日 月 曜日 コマンド の順で指定できます。曜日は0が日曜で始まり、指定しない場合には*で置き換えます。10-14 のようにすると範囲指定をすることもできます。
例) * 8 * * 1    毎週月曜日の8時に実行する場合
excampusのメール配信の場合は、rootではなくexcampusユーザで設定しておくと、メールヘッダにrootのヘッダ情報が残るのを防止できます。
useradd excampus
passwd *******
su – excampus
crontab

By sryo