ネットブックにWindows7に記載したHPminiが、Officeソフトをインストールし、Windowsのアップデートをしていたら、内蔵のSSDが満杯になってしまった。やはり16GBでは少なすぎた。というわけで、これまたあまり深く考えずに、SSDを32GBに換装を敢行した。
ネット上には、多くの事例が報告されており、この機種でも詳細な手順が示されている。
- hp mini1000 ドライブ換装
ちょっと苦労した点以下の通り。交換用SSDが認識しない
まずはセオリー通り、交換用SSDをUSB接続アダプタを経由して接続したが、フィルムケーブルの表裏さえわからず、だいたい、アダプタに添付されていたフィルムがSSDに入らない。無理やり押し込もうとして、危うくコネクタを壊しそうになった。
HP miniに使われているSSDは、1.8incサイズに多いZIFタイプというケーブルを使うらしいのだけど、その厚みに0.2mm(白)と0.3mm(青)があるらしい。今回購入したSSDは0.2mmだったようで、幸いアダプタ側が0.3mmらしいことがわかって、何とか差し込めた。これを外付けSATAの変換アダプタを介して、ようやく認識できた。フィルムケーブは裏表もよくわからず、試行錯誤すること数回!
これは後になって、HPmini本体のフィルムケーブルが0.3mm厚で使えず、そのままアダプタのケーブルを流用することになって、ようやく理解した。裏表についてはどちらでもいいようにも思える。
ぼけてますが、ZIF- SATA変換アダプタを介して(左)、SATA-USBアダプタにつないで、HPminiへ。ディスククローンに失敗
いままでもお世話になったEaseUS Partition Master Free(日本語公式サイト)でクローン作製。バージョンが上がって画面も日本語になっていた。が、クローン設定をしたあと、再起動してもなぜかクローン作製が開始されない。何度も繰り返したあと、パーティションコピーなら何とか実行できた。(Partition Masterを再インストールしてみればよかったのかもしれない)
このためか、再起動後にブートエラーが発生してしまった。Windows7の修復ディスクでブート領域の修復を試み、何度か再起動を試行するうちに、何とか修復に成功した。SSDが入らない
クローンSSDができたので、ここでHPminiを分解して、内蔵の16GB SSDと交換。が、なんと、本体のフィルムケーブルがSSDに入らない。仕方ないので、変換アダプタ付属の長いフィルムケーブルを使って、これを折りたたんで収納することにした。
続いて、内蔵SSDの下には、なんと、8GBのミニドライブ(USB)のホルダーがあって、これが干渉してSSDが収まらない。こちらも仕方がないので、ミニドライブ(USB)を張り付けている両面テープをぺりぺリとはがして取り外し、かわりにSSDを両面テープで固定しておさめた。
内蔵のSSDを取り外したところ。このあとさらにUSBポートを取り外した。
というわけで、ここまでの作業時間、約3時間。これでWindowsXPのため廃棄の運命にあったHPminiがwindows7マシンとして復活できました。USBポートは一つしかないけれど、軽量なサブマシンとして使えそうです。
ちなみに今回購入して使用したのは以下のパーツ
SUPERTALENT 1.8インチSSD ZIF接続 (MLC/ZIF) 32GB FZM32GW18P
1.8インチZIF(CE)40ピン から SATA(Serial ATA)へ変換アダプタ
理由は安かったから。ついでに内蔵メモリも、2GBに交換した。DDR2も底値かも。
なおUSB-SATAアダプタは手持ちの2.5インチタイプを使いました。
SO-DIMM 2GB 200pin PC2-5300 DDR2-667 CL4 ノートPC用増設メモリ KINGSPECJP